Take a Shot

shot

今年の初めに去年末にシカゴで観たブロードウェイミュージカル、ハミルトンのことを書きましたが、そこで “My shot” という曲のことについて書いた時に “shot” に「機会を逃さない、試してみる」という意味と「銃撃」の意味と複数意味があることを書きました。

本日の独立記念日に合わせたのでしょうがその前日であった昨日(2020年7月3日)、Disney+ という動画配信サービスから映画化されたこのハミルトンが公開になりました。映画といってもミュージカルをそのまま映像にしたものなのでミュージカルを観ているのと同じ感覚で楽しむことができます。

そこで早速 Disney+ に加入しまして(といっても使っている携帯電話会社、ベライゾンで無制限のサービスを契約しているのでベライゾンを通じて1年無料で視聴することができます)昨晩家で観ていたのですが、再発見がありました。

この “shot” にはもう一つ、一般的によく使う普通のお酒のショットの意味がありました!

これは音楽を聴いているだけではわからないのですが、演技を見ると一目瞭然です。アーロン・バーがショットグラスを皆に持ってきて、ハミルトン、ローレンス、マリガン、ラファイエットの4人組全員が “Shot” の言葉に合わせてショットグラスのお酒を飲み干す場面があります。

何度も “Take a shot” という言葉が出てきますが、これは以前書いた、銃撃の意味で使うこともありますし、やってみる、という意味で言うこともあります。更に、ショットでお酒を飲む意味もあります。こちらにそれぞれの意味の説明がありますので見ていただくとわかりますが下に書いておきますね。

  • I took a shot of tequila. 「テキーラをショットで飲んだ。」
  • A man took a shot at the target. 「男は的に向けて銃を撃った。」
  • I wasn’t sure if I could do it, but I took a shot. 「できるかわからなかったけどやってみた。」
  • He always takes a shot at me. 「彼はいつも私を標的にする。」

ハミルトンでは当然アメリカ独立に向けてやってみようということと実際銃を使った戦争だったわけなのでその “shot” の意味があり、このショットのお酒は深い意味はありませんが、それでもその意味もかけてあることは明白です。

年末にミュージカルを観て以来、音楽だけ何度も聴いていましたがこうして演技を見るとまた発見があって面白いです。

Photo by Anya Smith on Unsplash

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