犬に関する英語

puppy

先回は夏にギリシャで見た飼い主のいない犬猫の問題から去勢・不妊手術の話でした。その時には自分がペットとして犬を飼うことになろうとは夢にも思っていなかったのですが、数週間前からうちにこの子犬( puppy )がいます。

子供達は前から欲しがっていましたが、私がしぶっていました。でも友達の家で猫と遊ぶ子供の姿を見て、アニマルセラピーということもあるし、これから思春期で難しいことが多々起こるであろう子供達にとって動物を飼うことはいいのかもしれない、と思い始めていたらとんとん拍子に事が運び、ある週末にこの犬を買うことになりました。

しかし、犬を飼ったことがなく、しかもずっと犬は怖いと思っていた私には予想以上に大変で、今も四苦八苦していますが、不思議なことに怖いという気持ちは最初から余りなかったんですね。相性が合ったのでしょうか。

今までペットに自分の行動を制約されている人をみて、子供ならまだしも、ペットで??と不思議に思っていましたが、今や、ペットも生き物なんだし子供と同じようにきちんと世話しないといけないんだなというのがわかるようになりました。

それと同時にやはり知らない分野というのは本当に知らないもので、自分が関わってみると色々と知らなかった世界があったことに気付きました。英語に関しても然り。

ということで今回は犬に関する英語を扱います。

英語日本語説明
Puppy (複数Puppies)子犬
Vet(s), veterinarian(s)獣医Vet(s)と言う事が多いです。
Cage, crateケージ、クレートCrateはもともと木の箱のことですが、犬の家というか寝るところをいわゆる金属でできた「オリ」のようなものも含めて言っています。日本語でいうキャリーも含んでいると思います。
Leash, leadリーシュ、リードlead も leash も同じ犬につける紐・綱のことですね。
Collarカラー、首輪
Harnessハーネス首輪ではなく体につけるタイプのもの。
Kennel犬小屋、犬を預かるところクレートと同じように犬が入る犬小屋を意味する場合と犬を預かってくれるところを意味する場合とあります。
Treat(s)おやつ何かいいことをするとご褒美にあげるものを "treat" と言います。
Fleaノミ
Tickダニ
Paws手足
Fur, hair犬の被毛fur と言うのか、hair と言うのか、ということでは色々意見があるようですが、いずれも犬の毛のことを言っています。
Coat(s)犬の被毛を総じて意味するもの
Bark吠える
Whimperクンクン鳴く
WhineWhimper より高めの声で一回の鳴きが長目whimper が悲しい感じなのに対しこちらは少しごねてるような鳴き方のようです。
Growl唸る
Howl遠吠え
Rabies狂犬病
Worms寄生虫寄生虫は parasites と言いますが犬については worms とよく言います。
De-worm寄生虫を除去する薬を飲んで寄生虫を退治すること。
Shots一般的に注射のことですが予防接種のこと。Vaccination が予防接種です。Vaccine(ワクチン)を入れると言う意味です。
Boarding動物のホテルのような泊まれるところ、そのようなところに入れること。
Groomingグルーミングお風呂をしたり爪を切ったり体をきれいにすること。
Pee, urinateおしっこをすること名詞はpee, urine
Poop, feces, stool糞便動詞は口語では "poop" で He pooped.でもいいですが、品良く言うには He had a bowel movement.と言えばいいです。人間も同じですね。
Relieve him/herselfトイレにいく糞尿どちらも含めた言い方。
Pottyトイレこれは人間の赤ちゃんにもよく使う言葉で "go potty" でトイレに行くとなります。
Obedience training服従訓練
Odor臭い
Chew噛むこと子犬は人間と一緒で歯が生えてきてかゆいのでよく噛むので chewing toys が必要です。
Bite噛むこと上の chew と同じようなことなのですが、こちらの方がガブッと噛む感じで chew はしがむ感じです。
Pack animal群で暮らし狩をする習性のある動物なので、主従関係をしっかりさせようということで出てくる言葉です。
Pooch口語で犬のこと
Four-legged friendこれも四つ足の友達、犬のこと。
Separation anxiety分離不安飼い主がいなくなると不安になってしまうこと。
Socializing社会化人間の生活に慣れさせたり、他の犬との社交をさせて社会に慣れさせること。

次は犬の訓練に使う言葉です。

英語日本語
Pawお手
Sitおすわり
Stay動くな
Wait待て
Down伏せ
Stand立て
Heelつけ(歩いていて横につく)
Fetch取ってこい
Drop it落とせ(何かを口にくわえているのを落とさせる)
Take it取れ
Comeおいで
Off離れろ
Roll over転がれ

他にもたくさんあると思いますが、大まかなところでくれくらいでしょうか。

子犬のしつけというのは人間の赤ちゃんと同じなんですね。でも、人間より成長が早いので早く済むであろうと思い、リラックスして生活できる日を待ち望みながらやっています。

何でもできたら褒める、ということが大事なようですね。

Good job!

Good boy!(うちの犬はオスなので。メスであれば Good girl! ですね。)

と言いながらやっています。

あと雑学で以前にも書いたかと思いますが、犬に関すると言う意味で

Canine

という言葉があります。猫は Feline 、馬は Equestrian など。

警察犬がいるユニットのことを K9 unit と言いますし、警察犬を K9と言いますが、それはこの “canine” という言葉と同じ発音だからです。

それからもう一つ、アメリカらしい犬関連の言葉は

electric fence, invisible fence, wireless fence

と言われるものです。私も知らなかったのですが Invisible Fence というのは商標名だったんですね。

アメリカの郊外では皆ある程度の広さの庭があり、そこで犬を放し飼いできそうなものですが、場所によっては物理的に柵を設置してはいけないところもあります。うちもそのような住宅街の一つで景観を害するので柵はつけられません。

そうなるとどうするか、というと出てくるのが電気や無線信号を使った柵です。地中に電線を埋めてそこから電圧を発して、専用の首輪をつけた犬がそばに来ると犬が気づく程度の周波数の音を出したり、もっとそばによると軽い電気ショックを与えるようにして境界を学ばせるというものです。

人間には関係ない程度のものなので大丈夫なのですが、そんなことをすると犬が怯えてしまう、とか家の敷地からまったく出たがらなくなる、外から入って来る動物(例えば野生のしかやコヨーテなどの動物が周辺にいる場合。)には効果がないなど問題点を指摘する人もいるようですが、7、8割方は成功するようです。

私の友人の犬は非常に怯えていたのですが、ある日思い切って突っ切って出て行ったそうです。そして、その後は地中に埋めてある線を掘って切ってしまったらしく、そのような強者もいるのでどんな犬にも効果があるわけではないのかもしれません。

私は単純に物理的に存在する柵をつけられたらなーと思うのですが、それができないので、どうするか考えなければなりません。

色々とお金もかかり、やることも増え、子供が一人増えたくらいの仕事量ですが、これも初めだけかと思います。というかそう思いたいですね。

私は犬に関してまったく無知なので今学習中です。犬について経験のある方、是非色々教えてください。

 

 

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2 Responses

  1. かあちゃん says:

    弟夫婦が柴犬を飼ってます。しつけ?ない。でも、私は怖い(けど散歩に連れてってくれる走る)おばちゃんなので、ちょっと言うこときく。まぁご飯も上げるしね。自分の都合のいいようにふるまう子なの。可愛いけど、やっぱり私の義父母がしっかり躾をする人たちだったので、それと比べちゃって少しがっかり。躾、大切です。それで犬の人生(犬生)も落ち着くし、頑張ってね~。

    • Kyoko says:

      かあちゃんさん、コメントありがとうございます。犬のしつけ、大事ですね!私も今それに取り組んでいるところです。人間の赤ちゃんと同じ部分もありますよね。たしかにきちんとしつけられた犬は周りにいても安心できますよね。なんとなく西欧の方が犬の訓練、厳しいような感じがしますがそうでもないのでしょうか。

      何でもだめ、だめと言わないといけないのでかわいそうな気にもなりますが、結局は「犬の犬生」も楽になるんですよね。今は庭に放せるように見えないフェンスに投資をするか、訓練して出ないようにしようか悩んでいるところです。根性あれば訓練できそうですが、私に経験ないので不安になります。