このブログについて(開設時)

アメリカ英語はじめまして。 アメリカ英語  (米語)とアメリカ文化ブログの著者の京子です。

カリフォルニア州モントレーにある通訳・翻訳の大学院に行くべく1994年末に渡米して以来、早くも20年以上が経ちました。ただの留学の予定がアメリカに永住することになろうとは夢にも思いませんでした。

本業の通訳・翻訳を細々としながら子育てをしているうちに10年以上が経ち、これからの人生、何か人の役に立てないかと考えたとき、やはり英語で日本の人のヘルプをしようと思い立ち、このサイトを作りました。

将来的には英語を話す人に向けてより深く日本文化、日本人を理解してもらう努力もしたいのですが、とりあえずは私は日本人なので日本人向けに発信します。

アメリカに住んでいるといいことばかりではないのですが、素晴らしいことの一つに様々な国の人と接触する機会がある、ということがあります。日本にいたら到底こんなにたくさんの国の人と交流することはできなかっただろうと思うと自分のおかれた環境に対し有難いという気持ちになりますが、その交流は何でするかというと英語です。

世界に出ればたくさんの言語があり、より多くの言葉を話し理解することができればそれだけその国、人、文化のことを理解することができます。でも、何ヶ国語も習得するのは並大抵のことではありません。そこで英語があればかなり役に立つのです。英語があるからこそ、私はこんなにたくさんの国の人たちと会話ができるのです。

多くの国の人と交流することでその国、人に対する関心、親しみが強くなります。こういう体験を世界中で少しでも多くの人がすれば、戦争も少なくなり世界はより平和になると思います。大きなことを言うようですが、これは本当だと私は思っています。誰でも知らないことに対しては不安があります。だけれども一旦知ってしまえば、なんだ、こんなことか!ということが皆さんあるでしょう。

それと一緒で知らない人に対してはなんとなく怖い気持ちが先に立ちます。が、一旦話をしてみると、当たり前のことですが皆同じ人間だということがわかるのです。これは簡単で当たり前のことのように思えますが、実際に体験してみないと本当の意味がわからないと思います。

例えば私は昔、東欧はすごく遠い国、存在に感じていました。しかし、結婚した相手がアメリカ人ですが旧ユーゴスラビアの家系の人でした。そこから私はセルビア人と交流する機会が増えました。セルビアといえば共産主義国で悪いことをしていた国のように思っていましたが、知ってみるとこの人たち、本当に優しくて素晴らしい文化、歴史を持った人たちです。今ではセルビアだけでなく東欧諸国に親しみを感じますが、それも英語を使って会話をすることができたからです。

だから英語を手段として使ってこういうことを一人でも多くの人に体験してほしいと思うのです。

それから、もう一つ、今、こうして私が不特定多数の人に話しかけることができるのは何のおかげかというとインターネットです。このインターネット、いつも何か情報が必要な時に私たちはすぐに使います。これも何語かというと英語が主流です。

私が何かを調べるときはほとんどが英語ですが、日本語ももちろん必要ですから双方で調べ物をしますが、英語の情報に比べ日本語の情報のなんと少ないことか、いつも驚かされます。

英語ができる、というそれだけのことで世界中の人達との交流の機会が増え、情報収集能力においても世界が何倍にも広がるのです。

日本にいれば日本語さえできれば苦労もしない生活ですが、これから世界で活躍する人たちには英語は不可欠だと思います。日本では英語教育は盛んですが苦手な人が多いのも事実です。

私は受験英語やTOEICで役に立つ英語をここで書くつもりはありません。(役に立てば幸いですがそこに焦点を当てているわけではありません。)日本の教育は優れていますから、日本の英語の文法や読み書きの教育は役に立つものであり、試験には日本で学ぶもので十分だと思います。

しかし、こちらで生活をすると日本で英語を勉強していたときには聞かなかった言葉、用法などがたくさん出てきます。思い起こせば、こんな間違いをした、そんな意味もこの言葉にはあったのか、などと思った経験がたくさん頭に浮かびます。

そのような言葉、 アメリカ英語 やアメリカ文化・社会を理解する一助になるような情報を紹介し、いつかアメリカに来ようと思っている日本の方、アメリカに来られたばかりの方などに少しでも役に立てていただければと思っています。

尚、先ほど書きましたようにここに書くのは私の経験に基づいていますから、私が住んでる地域ではそんな言い方しないです、というようなことがあるかもしれません。そういうことはどんどんコメントしていただければいいのでよろしくお願いいたします。

注意をして書いていきますが私も間違ったことを書いてしまうことがあるかもしれませんので、そういう場合も指摘していただきますよう、よろしくお願いいたします。

読んでいただき、ありがとうございます!

2015年4月