料理の英語

料理の英語

2018年も明け、早1月も残すところ一週間ちょっとになりました。すっかりご無沙汰していましたが良い年明けを迎えられましたでしょうか。

New Year’s Resolutionは?と聞かれることもある時期ですが、この「新年の抱負」に当たる New Year’s Resolutions については以前書きましたので、こちらを参考にどうぞ。

これを読むと2016年初頭に私はスペイン語の習得を新年の抱負に挙げていましたね。実は、メキシコへ行く予定がなくなってしまったので、スペイン語の習得は途中で終わってしまったのでした!

今年は、夏に夫の先祖が住んでいた地、旧ユーゴスラビアへ行く計画を立てていますので、今度はセルビア語に挑戦するつもりで、今やっとキリル文字のアルファベットを覚え、少しずつあいさつの言葉などをやっている最中です。しかし、スペイン語と違いマイナーな言語なので教材が少ないのでどうなるのか・・・。

あとはこのブログもたくさんの人が読んでくれるようになってきているので、何かもっと役に立てるようなことはできないかと思案中です。

そして、今日の本題は料理の英語です。

料理の英語

アメリカで料理をする際にレシピを見てまず一番最初にわからないのが単位の違いですね。単位の違いについては以前、小学校の算数のところで少し出しましたが日本のレシピをアメリカで作る時にも気をつけないといけませんね。

単位の違いをまとめると、

英語日本語
液体容量の
Ounce (fl. oz.)
オンス
1 oz = 約30ml
Cup1 cup = 約240 ml
(日本では 200ml です。)
Pintパイント
1 pint = 2 cups (約500ml)
Quartクォート
1 quart = 2 pints (約1 リットル)
Gallonガロン
1 gallon = 4 quart (3.78リットル)
重さの
Ounce
1 oz = 約30g
Pound (lb)1 lb = 16 oz = 約450 g
Fehrenheit華氏。摂氏に直すには
F-32x5/9
Tablespoon (Tbsp)大さじ(約15ml)
Teaspoon (Tsp)小さじ(約5ml)

大さじは tablespoon、小さじは teaspoon で大体容量は合っているので簡単ですが、カップは日本の一カップが 200ml で、アメリカがおよそ 240ml なので気をつける必要があります。なお、イギリスやオーストラリアなど他の英語圏でも容量が違うと思うので、国によって気をつけてください。

カップも上の写真にあるようにコップ形状のものとその右にあるように、すくう形のものがあります。すり切りで計るタイプですね。

日本のレシピは重さで書いてあるものがほとんどですが、アメリカのレシピは重さでなくカップで設定されているものの方が圧倒的に多いです。なので秤は必要がなくてそれは楽です。

あと困るのは温度の違いですね。

アメリカにいる場合、オーブンが華氏になっているので換算する必要はないですが、もしアメリカのレシピを日本で作りたい、または日本の電気製品を使っている場合には換算しなくてはなりません。だいたい料理に使う範囲を表にしました。

華氏(F)摂氏(C)
17077
18082
19088
20093
250121
300149
325163
350177
375191
400204
425218
450232
475246
500260

逆にアメリカにいる場合、日本のレシピを作りたいことが多いので、こちらの表が役に立つと思います。

摂氏(C)華氏(F)
100212
110230
120248
130266
140284
150302
160320
170338
180356
190374
200392
210410
220428
230446
240464
250482
260500

次に調理器具です。

日本語英語
調理器具cooking utensil, cookware(utensils が小物に対してcookware はお鍋とか大きめのものも含む。)
お鍋pot (saucepan というと片手鍋の感じです。)
スープ鍋、寸胴鍋stock pot
フライパン(frying) pan, skillet
フライ返しcooking spatula(木のものは wooden spatula になります。ゴムべらも同じ spatula です。)Turner とも言います。
ゴムべらrubber spatula
まな板cutting board
トングtongs(これは二つで挟むものなのではさみのようにいつも複数で s がつきます。)
ざるcolander, strainer
ボウルbowl(ボウルと「ウ」をきちんといれて投げるボールと違う音にします。)Mixing bowl とも言いますね。
おたまladle
縦に穴があいていて個体が残るようになっている、通常は大型のスプーンのことslotted spoon。フライ返しも穴が線状に開いているのがあり、slotted turner と書いてありました。
パン切りナイフのようにぎざぎざになったナイフserrated knife
軽量カップ、軽量スプーンmeasuring cup, measuring spoon
泡立て器whisk
ミキサー手で持って泡立てるタイプが hand mixer で、もっと大型のがあってそれは stand mixer と言います。
鍋つかみoven mitt
kitchen scale

他にも日本ではあまり使わないものがありますが、それは抜きました。

調理する際に出てくる言葉。

日本語英語
弱火to cook at low heat
中火to cook at medium heat
強火to cook at high heat
切るto cut, to chop
みじん切りにするto mince, finely chop
一般に切ることですが、細く、または薄く切る感じです。to slice
千切りto julienne(フランス語より), to cut in thin strips
角切りto cut in cubes
角切りにした野菜であれば diced potatoes のようにも言えます。
すりおろすto grate(すりおろすというと例えば大根とかしょうが、とか思いますが、この言葉はチーズに一番よく使われると思います。)
刻むto shred(上と同じでチーズによく使います。shredded cheese)
(パンを)発酵させるto let (the dough) rise
「発酵」というと"ferment"という言葉が出て来ますが、これは味噌やキムチなどが発酵する場合に使います。
(パンの生地、スポンジケーキなどを)ねかせる、置いておくto let it sit, to leave
(生地を)こねるto knead
ふるうto sift
(卵を)かき混ぜる、泡立てるto beat(打つ、叩くの意味と同じ言葉です。)
弱火でぐつぐつ煮るto simmer
ゆでるto boil
蒸すto steam
炒めるto sautée, to pan-fry
湯通しするto blanch
マリネするto marinate(a marinade はマリネするソースなど材料のことを言います。)
絞るto squeeze
お茶の葉、ティーバッグをお湯に入れるto steep
(皮を)剥くto peel
肉や野菜をオーブンで焼く、コーヒーや豆を炒るto roast
ケーキやお菓子、キャセロールなど形がない物を焼いて作る場合の「焼く」to bake
網焼き、直火で焼くto grill
直火、殊に上から高音の熱を近距離で出して焼くto broil
揚げるto deep fry
(お茶を)煎じる、(ビールを)醸成するto brew
浸すto soak
麺を茹でた後そのお湯を捨てるto drain (pasta)

 

野菜の切り方については日本の方がたくさん専用の言葉があると思います。英語は例えば「千切り」も “julienne” なんて普通は出て来ませんよね。なので、普通に細長く切る、”cut in thin strips” でいいのです。

「焼く」については英語の方がたくさんありますね。”Bake,” “Roast,” “Broil,” “Grill” などありますが、オーブンに設定があるのでそれを使えばいいですね。Bake と Roast の違いは焼く物が何かによって違うような感じです。お菓子やケーキ、キャセロールなどどろどろしたものを焼いて膨らませたり固まらせたりする場合が “bake” で、肉や野菜など既に形があるものを焼くのが “roast” でしょうか。

パンの発酵については英語では簡単で “let rise” 、つまり「膨らませる」ということになります。発酵しているのはイーストで粉ではないですので、イーストが入っているパンの生地をおいておくと発酵して膨らむわけで、それを「放って置いて膨らませる」という言い方をします。「ねかす」も簡単で “sleep” や “lay down” ではなく”leave it in the refrigerator overnight” (冷蔵庫で一晩ねかす)のように言えばいいです。

最後に食材で何て言うのか思いつきにくいものを挙げてみました。

日本語英語
ローリエbay leaves(ローリエはフランス語です。)
パクチー(タイ語)     coriander(フランス語から), cilantro(スペイン語から)
薄力粉cake flour(普通に売っているのは下の中力粉です。薄力粉はあまりなくて箱に入っていることが多く、混ぜ物が入ってることも多いです。)
中力粉all purpose flour(一番一般的な粉)
強力粉bread flour(薄力粉よりはよく売ってますが中力粉には負けます。パンも中力粉で作る人もたくさんいます。)
パンの耳crust
皮が厚い果物の皮       rind(例えば柑橘類ではレモンの lemon peel、オレンジの orange peel とも言いますが、メロンやすいかの皮などは rind といいます。発音は「ラインド」です。

 

昔、ローリエってアメリカにないのかーと思っていたのですが、名前が違ったんですよね!最初は気付きませんでした。コリアンダー、パクチーもなかなか手強く(?)シラントロも皆同じ物のことを言っていました。

粉は最初わかりませんよね。何かと All purpose の粉が出てきますが、これは日本にない中力粉、つまり薄力粉と強力粉の間になります。アメリカでは文字通り”All Purpose” ですからこの中力粉でお菓子からパンまでほとんど全て焼きます。こだわる人はパンやピザ生地は強力粉を使いますが、ケーキ用の薄力粉は少ないですね。小さい箱で普通のお店にも売っていますが、おそらくケーキが軽く膨らむようにだと思いますが色々と混ぜ物が入っています。本当に小麦粉だけの薄力粉が欲しい場合はやはりオンラインで買うのがいいのではないかと思います。それ以外では家で中力粉にコーンスターチを入れて何度もふるうと薄力粉らしくなる、という方法も調べると出てきます。

書いていたら意外にもたくさん言葉が出てきてしまいました。まだ他にも逃した物があると思いますので、気がついたら連絡ください。

食べ物の感触、食感や味などについての英語も色々ありますが、あまりたくさんになりすぎるので、また別の機会にします。

 

 

2 Comments

  1. かあちゃんさん、ありがとうございます!すごい、この表!私も調べたことありますが、英語で調べたかな。これはかなり色々な材料ありますね。

    グラムの方が細かい単位ですよね。1グラム=0.035オンスですから0.1オンス単位の秤でも2.8グラム単位ということですもんね。

    昔、パン作りを教えてくれた人がパンはきちんと量らないとだめです!って言ってたんで信じて細かい秤を買ったんですが、何年もしてからパン焼きが上手な人に出会って聞いてたら適当でいいとのこと。パンは気温によっても違うし粉やイーストでも全然違うからそんな適当よー!と言われてそれから適当にするようにしましたが、それでも日本のレシピを使う場合にはグラム単位で量れるスケールは必要です。

    郵便物はオンスですよね?グラムとオンス・ポンド表示切り替えできる秤が便利ですね。

    うちにあるオーブントースターは華氏・摂氏も切り替えができるようになっていますので、そういうのがあれば便利ですね。

  2. 面白い! ここで一つ情報を付け足します。英語表現とは全く関係ないけど、この記事と関連してる。
    日本のレシピってグラム表現をしてるものがよくあります。が北米では、重量ではなく、大匙・小匙・計量カップが基準。なので、色々な食材がグラムで紹介されているものを、匙やカップに換算するとどうなるの? が大切。
    私も一度とても苦労したことがあり、ネットで探したことがあるのです。
    色々な換算サイトがありますが、ここに紹介するのはその一例。
    美味しい日本のレシピをキッチン計り無しで作るのに活用できます。
    (因みに私は郵便物を測るのにも使える1グラム単位の測り、結局買いましたけどね)
    https://www.benricho.org/doryoko_cup_spoon/

    読むだけでも楽しいですよ!

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